スクリーンタイムとブロックアプリ、どっちがいい?(muupo を含む正直な比較)

この記事は、ブロックアプリ muupo を作っている側が書いています。その前提で、スクリーンタイムで足りる人とアプリが合う人を分けます。

この記事の iOS の手順は iOS 18 時点のものです。公開前に実機で確認します。他社アプリの料金・機能はここでは断定しません。各アプリの公式サイトで確認してください。

結論

まずスクリーンタイムで試してください。無料で、追加のアプリも要りません。それで続かなかった人が、ブロックアプリを検討する順番です。

違いは「設定の手間」「解除のしやすさ」「続ける理由」の3つに集約されます。どれで困っているかが分かれば、選ぶものはほぼ決まります。

スクリーンタイムでできること

【スクショ:設定 › スクリーンタイム(休止時間・アプリ使用時間の制限・常に許可が並ぶ画面)】

向くのは、設定を一度組めば続く人、家族に管理を頼める人、お金をかけたくない人です。

つまずきやすいのは、次の3点です。休止時間が「止めるアプリ」ではなく「使うアプリ」を選ぶ逆向きの設定であること。「制限を無視」の誘惑が毎回あること。設定画面が深く、変えるのが面倒になること。具体的な手順は「iPhone で特定のアプリだけ使えない時間を作る方法」に書きました。

ブロックアプリの種類

iPhone のブロックアプリは、だいたい3つの型に分かれます。

  1. 時間帯ブロック型:「何時から何時まで、このアプリを止める」を一つの画面で決めます。muupo はこの型です。
  2. ひと呼吸型:対象のアプリを開くたびに数秒待たせたり、理由を聞いたりします。止めるのではなく、開く前に間を作ります。
  3. タイマー・育成型:集中した時間に応じて何かが育ったり、記録が残ったりします。

この分野でよく名前が挙がるアプリに、Forest、one sec、Opal などがあります。それぞれがどの型に近いか、料金、対応 OS は、各アプリの公式サイトで確認してください。

共通の注意点があります。iOS のブロックアプリの多くは、スクリーンタイムと同じ仕組み(Family Controls)の上で動きます。電話や設定を止められない、開始が数分遅れることがある、といった制約は、アプリを変えても残ります。「スクリーンタイムでできないこと」が根本から変わるわけではなく、変わるのは設定のしやすさと、続けるための仕掛けです。

比較

項目スクリーンタイムブロックアプリ(一般)muupo
費用無料無料〜月額。アプリによる無料で始められます。有料の Plus があります(内容はトップページ)
時間帯でブロック休止時間(使うアプリを選ぶ形)多くが対応対応(止めるアプリを選ぶ形。Plus では「指定したアプリだけ使う」形も)
1日の合計で区切るアプリ使用時間の制限アプリによる初回の公開では非対応(時間帯と「これから○時間」のみ)
解除のしやすさパスコードで難しくできるアプリによる。解除できない設定を持つものもいつでも終了できる。解除できないモードはない
続ける理由記録の表示アプリによるブロック中に muu が眠って育つ
止められないアプリ電話・設定など同じ同じ
対応 OSiPhone・iPad・MacアプリによるiOS(Android 版は準備中)

muupo の位置づけ

muupo は時間帯ブロック型です。「これから2時間」か「毎晩22時から朝7時まで」のように時間を決め、止めるアプリを選びます。ブロックしている間は、小さないきもの muu が眠って育ちます。途中でやめるときは、muupo を開いて終了します。

向くのは、設定したあとに結局「制限を無視」を押してしまう人、縛られるのが苦手で、置いておく理由がほしい人です。

向かないのは、絶対に解除できない状態がほしい人、1日の合計時間で区切りたい人、Android を使っている人(Android 版は準備中です)です。これらの人には、スクリーンタイムの設定か、ほかのアプリの方が合います。

iOS 向けに、この冬 App Store で公開予定です。

まとめ